ここでは透析に使用する穿刺針について考察してみましょう。
目次
透析室で使う針はどんなのがあるの?
透析室では透析で使う針・薬をアンプルから吸い出す針・インスリン注入用の針が主なものです。
透析自体はどんな針を使うの?
透析で使用する針は非常に太く特殊な針を使用します。
献血の時に使用する針の太さをイメージして貰うと判り易いかなぁと思います。
そして基本的な種類をあげると
シリンジが付いたオーソドックスな穿刺針(一般注射器型)
シリンジ付きタイプは針の長さが短く、この為しならずコシがあり指先への信号がよく伝わります。
反面、外針自体に血液を止めることが出来ないので使いこなすのに慣れが必要というデメリットがあります。
特に血液の暴露は大きなデメリットです。 キャリアの長いベテランスタッフはシリンジ付きを好む傾向が有るようです。(地域的に好まれる針が違う事も有り) 私は細い血管を狙う時やコブ・しこりを感じる血管に対してはこれ一択です。
つまんで血液を止めることが出来るクランプタイプ穿刺針
血管を押さえる等の手技が必要なく血液暴露の心配が大きく減ることが最大のメリットです。(主流はこのタイプ)
デメリットは針の長さが長く針がしなるので血管に入った時の信号が伝わりにくい事と、手技として穿刺針が持ち辛い事が挙げられます。
クランプタイプ穿刺針に使用後針先をカバーする安全型穿刺針
セーフティニードルと呼ばれ、金属針を抜去すると同時に針先を保護をする機構が付いている。
安心が最大のメリットでコストがデメリットとなります。
安全型穿刺針に逆止弁がついた弁付き安全型穿刺針
弁付き安全型穿刺針は血管を押さえる必要どころかクランプタイプの様に一部分をつまむ必要すらないセーフティニードルです。
針先が保護されるのは当然で一方弁が逆血を防ぐ機構がついています。弁が固く女性は少し苦労するかな?
色々な機能があるためコストは一番高いタイプとなります。
コストはどんな感じ?
シリンジタイプが最も安価で下へ行くほどコストは上がっていきます。
リスクとコストはトレードオフと考えるべきだと思います。
ただ、その差は約2~3倍程度と無視できない位はあります。
シリンジ付きタイプはコシの強さという代え難いメリットがあるため、私は割と好んで使います。
他にはボタンホール(針の穴を固定した場所)用ダルニードル(先が丸くエッジが鈍くなっている)という更に特殊な針もあります。
どうでしたか?一口に穿刺針と言っても色々な物があることが分かってもらえたと思います。
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